受験シーズンと将来の夢
受験シーズンになりましたね。
受験する高校に向かう中学生を見て思い出したことがありました。
私は、人生最初の挫折を味わったのは高校受験でした。
今だからこそ言える話でもあるのですが、自分が第一志望の学校に80%の可能性で合格のラインまで成績が来ていたのに、当日1時間目の「国語」の最初の方に出題された5問出てきた四字熟語のほとんどがわからず頭が真っ白に。
得意であった英語や国語よりはマシな数学も全然できず、第一志望の高校に落ちてしまいました。
地元のまぁまぁの進学校でしたので目指す人も多く、自分の当時の親友はその高校に進学しました。
当時ちょっと気になっていた男の子(笑)はちょっと遠いさらに難関の高校を志望していたのですが私が行くなら自分もそこ受けるしそこに行こうかなぁと言ってくれていたという思い出があります。
時代が時代ですので当時はネットで合格発表ではなく、合格発表当日はその高校に受験番号を見に行くものでした。
私の番号だけ飛んでいました。
後から聞いた話、その男の子は私が落ちたことは知らないから最寄り駅の絶対通るであろう場所で待っててくれていたんだそうです。(もちろん彼は受かってましたね)
私は逆に人目を避けるように人が通らない道で帰ったから会えなかったんですよね。
今日ちょっとそんな淡い思い出を思い出しました。
もし私があの時試験に失敗していなかったらまた違う展開があったんでしょうか・・・。
もう随分前のお話です。
それもそうと、最近私のミュージシャンとしての教え子の高校生は「靴磨き」をしています。
この靴磨きとっても面白い出会いがあると言っていました。
彼はプロのミュージシャンを目指して日々頑張って練習に励んでいます。
この靴磨きで出会う人が本当にいい出会いがあると言っていました。
将来の夢がある若者は応援したい。応援できる大人になりたい。
そんなことを考えた1日でした。